ECサイトとは

ECサイトとは、「Electronic Commerce site」の略で、インターネット上で商品を販売するWebサイトのことです。ショップサイトとは異なり、実店舗への誘導を目的とせず、Web上で売買の過程が行われ、商品は郵送やダウンロードによって購入者に渡ります。

ほかのサイトとの比較が簡単なWebでは、他社と同じ商品を扱う場合、値段が最大の判断材料になります。その上で、コンテンツ作成では、まさにこれまで解説してきた方法や、ランディングページの項で解説した内容が生きます。

ECサイト作成時のポイント

信頼が大切

ECサイトは実店舗がない場合が多く、また購入商品が届かないなどのトラブルも多いため、信用が大切です。信頼があれば、価格が少し高くても安心できるサイトが選ばれます。そのため、できるだけ管理者の顔写真や情報、そして、利用者の声や評価を掲載しましょう。また決済方法も、着払いやクレジットカード決済を用意し、「お金だけとられるのではないだろうか」という不安の解消に努めましょう。

管理者の顔が見えるサイトは、利用者にも安心感を与えます。

オリジナル情報を掲載する

多くの商品を扱うために、テンプレートを利用してページ数を量産すると、商品名と価格、写真以外は同じページがたくさん作られることになります。これは検索エンジンが禁止する「複製ページ」と判断される可能性があります。

複製ページばかりのサイトと判断されないよう、商品ごとに個別の情報を掲載しましょう。それが利用者にとっても有益な情報となり、売上にもつながります。

必要情報を明示する

送料や決済方法、手数料、返品などの情報はわかりやすいところにしっかりと明示しましょう。顔が見えず、不安を持って利用されているからこそ、利用者の利益に関わる情報はわかりやすく、丁寧に伝えることが大切です。

より多くの判断材料を提供する

Webでは実際の商品を見たり触ったりできないので、できるだけ多くの情報を提供しましょう。写真も正面からだけでなく、上部やうしろからの写真、利用時のイメージ写真なども掲載します。また必要に応じて、形状や材質、重量などの情報も掲載すると良いでしょう。加えて、利用者の声や人気ランキングなどの情報も購入時の判断材料になります。

掲載しなければいけない情報

ECサイトは特定商取引法にもとづく表記が義務づけられています。販売業者や所在地、連絡先など、掲載が義務づけられている情報をしっかりと掲載し、ルールに則った運営をしましょう。

消費生活安全ガイド 特定商取引法とは
URL http://www.no-trouble.go.jp/search/what/P0204001.html

価格優位性以外でも大切なことがある

同じ商品の場合は、安さが最大の訴求ポイントとなります。ただし、信頼や判断材料、そしてSEO対策などにも注意が必要です。作成の際のポイントは以下の5点です。
信頼が大切 オリジナル情報の掲載 必要情報の明示 より多くの判断材料を提供 掲載しなければいけない情報