6つのアピールポイント

もっとも万能な「金銭」

「金銭」はもっとも万能で、もっとも効果的なアピールポイントです。お金が儲かるとか節約できるという話は、高い率でのアクションが期待されます。キャッチコピーも作成しやすいので、まずはこの「金銭」についてアピールできないか考えることから始めましょう。

「儲かる」や「増える」などの「金銭」に関わる情報は、多くの人が興味を持ちます。

損得だけではない「名誉」

仕事場での地位はもちろん、地域や友人などのコミュニティー内での地位も含め、すべての場所における地位や身分に関することへのアピールも効果的です。人は誰かに認められたい、誰かに褒められたい、誰かに尊敬されたい…という承認欲求を持っています。それを満たしてくれる情報に関して、強い興味を持つのです。

失って気がつく「健康」

「健康」も万人に共通したアピールポイントです。ただし、健康は問題が起こるまで「当たり前のもの」とされ、普段そこまで注目されません。そのため、「健康」は万人に共通した非常に重要な分野ではありますが、人によって、あまり効果を発揮しないことが多々あります。アピールする際には、ある程度ターゲットを絞り、具体的なイメージを持つことが大切です。

一部に非常に効果的な「美容」

万人に効果的なわけではありませんが、女性などに非常に大きな効果を発揮します。ダイエットやエステ、美容整形などの分野がWebで盛んであることからもわかるように、これらの分野は利益率も大きく、また、一定以上の根強い利用者がいます。目的に合い、ターゲットが適合している場合は、「美容」に関してアピールすると大きな効果が得られます。

一括では狙いがたい「喜び」

「喜び」は万人に共通する効果的なポイントですが、買いものをすることに喜びを感じる人もいれば、体を動かすことに喜びを感じる人もいるように、人が喜ぶ対象はさまざまで、なかなか一括りでにアピールできない難点があります。このことを知った上で、ターゲットが喜ぶのではないかと思われることを想像してアピールすれば、効果的なキャッチコピーが作成できます。

最後はこれが大切「安心」

健康と同様に、問題のないときにはアピール力を発揮しませんが、やはり大事になってくるのが「安心」です。病気や事故への不安から解放されるために保険をかけ、老後の生活への不安から年金をかけます。人は常に何かしらの不安があり、それから解放してくれる情報に関しては興味を持ち、アクションをするのです

それぞれのアピールポイントに適した言葉を使いましょう。

アピールポイントはターゲットに合わせて変える

効果的なアピールポイントは「金銭」だけではありません。ターゲットに合わせてアピールポイントも変えましょう。一般的に効果の高いアピールポイントは、以下の6分野です。
金銭 名誉 健康 美容 喜び 安心

サービス内容を適切に伝える工夫

検索エンジンが普及した現在、Webサイトは本のように最初のページから順番に利用されるとは限りません。どのページから入ってきても、提供しているサービスが何かを知らせ、主要コンテンツを利用してもらえるように工夫するとともに、利用者が安心して利用できるように努める必要があります。

ロゴの利用

すべてのページに共通で表示されるロゴの横や下に、サービス内容やスローガンを明記すると、どのページでもサービス内容や提供姿勢を理解してもらえます。有名な例としては、株式会社ファミリーマートの「あなたと、コンビに、ファミリーマート」や、株式会社日立製作所の「Inspire the Next」、アサヒビール株式会社の「すべては、お客様のうまいのために。」などが挙げられます。

ファミリーマート 社名の由来とロゴ

URL http://www.family.co.jp/company/familymart/companyname.html

サイト名の工夫

会社名などにサービス内容を入れるのは難しいですが、アフィリエイトサイトなどでは、FXを扱うサイトなら「FX.com」、ダイエットなら「ダイエット.com」など、比較的簡単にサービス内容を入れられます。サービス内容の入ったサイト名を全ページに表示すれば、どのページでもサービス内容がわかるようになります。

サイドバーやフッターの利用

すべてのページに共通するサイドバーやフッターに、サービス内容の概略を表示したり、メインコンテンツの一覧をつけたりするのも、1つの手段です。