Webでのニーズは検索件数から知れ!

テーマとキーワードの選定は、Sec.12のSTEP1~4に該当します。しかし、「ニーズのあるテーマを選定する」と簡単にいっても、何を基準に選定したら良いのでしょうか?その際に参考にするのが、キーワードの検索件数です。

キーワードとは

キーワードとは、検索エンジンで検索する際に入力される単語のことです。例えば、東京駅の住所を調べるとき、検索ボックスに「東京駅 住所」と入力しますが、この「東京駅」と「住所」がキーワードに当たります。このキーワードを利用して検索された回数を「検索件数」と呼び、同じ意味でもキーワードにより値は大きく異なります。

同じ意味の言葉でも、表記によって検索件数に大きな差が出ます。

コンテンツ作成と検索件数

Webコンテンツを作成する際、検索件数は以下の2点を決めるために利用します。

テーマの選定:作成するコンテンツのテーマを決める

キーワードの選定:コンテンツで強化するキーワードを決める

あるキーワードにおいて検索件数が多いということは、そのキーワードに関連した事象に多くの人が興味や疑問を持っており、「ニーズがある」ということです。つまり、検索件数の多いキーワードに関連したコンテンツを作成すれば、多くの人が見てくれる可能性があるということです。

ただし、キーワードに関連したコンテンツを作成しただけでは、対象のキーワードで検索結果の上位に表示されるとは限りません。検索件数のより多いキーワードを選び、そのキーワードをコンテンツの中で上手に利用する必要があります。

キーワードの扱いには細心の注意を

同じ意味でも、キーワードが異なると検索件数が異なることはすでに触れましたが、キーワードは表記の違いでも検索件数は変わってきます。

「一戸建て」と「一戸建」のGoogleでの検索件数。表記が異なるだけで、検索件数は47倍近く異なります。

日本語には、平仮名や片仮名、そして漢字があり、送り仮名に関しては複数の表記が許されているものもありますが、どの表記を選ぶかによっても、コンテンツの集客力は変わりますSec.16 Column参照)。

釣り糸は魚がいるポイントに垂らすこと

どんなコンテンツでも、ニーズがなければ成果は出ません。ニーズの確認は、コンテンツ制作の土台であり、成果の上限を決める制限要素となります。