第4章 効果的なキャッチコピーを 生み出そう
本章では、これまでのコンテンツ作成作業から少し離れ、作成したコンテンツをより効果的に広めるためのキャッチコピーの作成方法を解説します。SEO対策を強め、より利用者を呼び込む、そんなキャッチコピーの作成方法を身につけましょう。
キャッチコピーの役割を確認したところで、今度は、キャッチコピーを作成する際のポイントをおさえておきましょう。心に響くキャッチコピーを作成するために、しっかりおさえておくべきポイントがあります。
より多くの人の心に届き、アクションを導くキャッチコピーには共通点があります。人が動くには理由があり、その理由には共通するものがあるからです。こちらでは、多くの人を動かす「説得力のある理由」に共通して含まれる、3種類の情報を紹介します。
ここからは、効果の高い3種類の情報ごとに、実際に効果的なキャッチコピーを作る方法を解説していきます。そのためにまず、キャッチコピーを作成する対象の確認と、その作成条件を決めておきましょう。
まずは数ある実践法の中でもっとも単純で、もっとも効果的な金銭的な「お得情報」に関する3つの実践法を解説します。どのような商品やサービスでも、重要な要素である価格をしっかりアピールできれば、非常に効果的なキャッチコピーになります。
ノウハウ本やセミナーが人気なように、多くの人が「ためになる情報」をほしがっています。ですから、紹介するコンテンツに価格的な優位性がない場合は、「ためになる情報」を提供していることを明示するのも良い方法です。
テレビショッピングやチラシでも使い古されていますが価格をしっかりアピールできれば、「限定」も人を強力にひきつける要素です。また、特に日本人は、この「限定」という要素に弱いというデータもあります。
ある程度コンテンツを作成してくると、値下げやノウハウの情報は出尽くしてしまい、新製品の紹介や、従来製品の新しい使い方や改良点を知らせるコンテンツが多くなります。ここでは、頻繁に作成する「新着情報」のキャッチコピーの作成方法を解説します。
「得になる情報」や「新着情報」とセットで利用すると、その効果を大きく高められるのが、「好奇心をくすぐる情報」です。日頃は特に興味のない分野でも、クイズ番組で扱われていると、答えが気になり思わず最後まで見てしまうものです。
キャッチコピーの解説の最後に、人が動くアピールポイントを確認しておきます。これまでの実践方法の中では「金銭」にのみ触れましたが、人が興味を持ち、アクションをしやすい分野がほかにも5つあります。