CSSマニュアル：タイトル［見出し］ - FunMaker［ファンメイカー］

こちらでは簡単格安ホームページ作成サイト - FunMaker［ファンメイカー］で作成したホームページのタイトル［見出し］のデザイン変更方法を解説します。

対象セレクタ

FunMakerにおいて、HOMEや一覧ページ、記事ページのタイトル［見出し］を指定するセレクタは、『.heading』になります。

.heading {
	CSSプロパティ: 値;
}

CSSプロパティ一覧

タイトル［見出し］に対しては、通常通りテキスト要素に指定できる全てのCSSプロパティが利用できます。
以下に、タイトルに対して利用できる代表的なCSSプロパティとその意味、使用例を紹介します。

font-family: 意味：フォント［書体］を指定。複数指定する場合は、半角カンマで区切り指定。; 使用例：『font-family: 'Osaka－等幅', 'Osaka-Mono';』
font-style: 意味：文字を斜体にする。値は、italic［斜体］/oblique［斜体］/normal［通常］の3種。; 使用例：『font-style: italic;』『font-style: oblique;』
color: 意味：文字色の指定。値は、RGB、RGBAでの指定が可能。; 使用例：『color: #FFA001;』（Webセーフカラー一覧）
font-size: 意味：文字サイズの指定。単位はpx。FunMakerの標準文字サイズは12px。; 使用例：『font-size: 18px;』
font-weight: 意味：文字の太さを指定。値は、100～900の間で指定（標準は400）。; 使用例：『font-weight: 700;』
line-height: 意味：行の高さを指定。単位はpxもしくは%。マイナス指定は不可。; 使用例：『line-height: 100px;』『line-height: 200%;』
letter-spacing: 意味：文字間隔を指定。単位はpx。0を指定すると標準と同じになる。; 使用例：『letter-spacing: 10px;』
text-decoration: 意味：文字装飾を指定。line-through［取り消し線］/underline［下線］/overline［上線］/blink［点滅］/none［装飾なし］; 使用例：『text-decoration: underline;』『text-decoration: overline;』
text-align: 意味：行揃えを指定。auto［自動］/left［左］/center［中央］/right［右］/justify［両端揃え］; 使用例：『text-align: center;』『text-align: right;』
margin: 意味：要素を囲むボックス外側の余白を指定。順番は上、右、下、左。; 使用例：『margin: 30px 20px 40px 30px;』（上30px、右20px、下40px、左30pxの余白）
padding: 意味：要素を囲むボックス内側の余白を指定。順番は上、右、下、左。; 使用例：『padding: 30px 20px 40px 30px;』（上30px、右20px、下40px、左30pxの余白）
background: 意味：背景の色、画像、画像の繰り返し、画像の固定、画像の位置を一括して指定。; 使用例：『background: #FFA001 url(https://funmaker.jp/service/icon/free/symbol/plane_001/cyanL.png) no-repeat top right fixed;』
border: 意味：要素を囲むボックスの枠線を指定。下線だけを指定する時はborder-bottom、以下同様に左border-left、上border-top、右border-right。; 使用例：『border: solid 1px #FFA001;』『border-bottom: solid 1px #FFA001;』

使用例

以下、タイトルに対するCSSを利用したデザインの変更例をいくつか紹介します。

文字色の変更とアイコンの追加

.heading {
	color: #0099FF; /* 文字の色　#0099FF */
	background: url(https://funmaker.jp/service/icon/free/symbol/plane_001/cyanL.png) no-repeat 0 0; /* アイコンの指定 */
	padding: 4px 0 0 35px; /* 内側の余白　上4px　右0　下0　左　35px */
	border-bottom: 1px solid #0099FF; /* アンダーライン　太さ1px　実線　色は#0099FF */
}

2行目で文字色を、3行目でアイコン、そして4行目でアイコンを入れたのでそれに合わせてタイトルの表示位置を調整し、5行目でアイコンの色に合わせ、アンダーラインの色をオレンジに変更しています。
アイコンは、FunMakerが用意している、無料アイコンを利用し、背景色、画像固定についてはデフォルトのままで良いので指定を省略しています。全て指定を表記した場合は
background: rgb(0, 0, 0) url(https://funmaker.jp/service/icon/free/symbol/plane_001/orangeL.png) no-repeat scroll 0 0;
となります。

borderを利用したデザイン

.heading {
	background: none; /* 背景なし */
	border-left: 20px solid #505050; /* 左のライン　太さ20px　実線　色は#000000 */
	border-top: 1px solid #505050; /* トップライン　太さ1px　実線　色は#505050 */
	border-bottom: none; /* アンダーラインなし */
	padding-top: 0; /* 内側の余白　上0 */
	padding-left: 8px; /* 内側の余白　左8px */
	line-height: 35px; /* 行の高さ　35px */
}

2行目、5行目、6行目でデフォルトの設定で表示されるアイコンと下線、そして上部の余白を消しています。
その上で、3行目でタイトル左に太い20px線を、そして4行目で上部に細い1pxの線を追加し、7、8行目でそれに合わせタイトルの表示位置を調整しています。
今回borderは実線［solid］を指定していますが、こちらをdouble［二重線］、dotted［点線］、dashed［破線］、groove［へこんで見える線］、ridge［盛り上がって見える線］、inset［線の内側がへこんで見える線］、outset［線の内側が盛り上がって見える線］等に変更することで、様々なデザインの線を表示できます。

HOMEと一覧、記事毎に別のデザインにする

以下、タイトル［見出し］に対して、HOMEや一覧ページ、記事毎に別々のデザインにする方法を解説します。

FunMakerでは、

HOME
一覧
記事

毎に以下の様な別々のID［目印］を振っているので、それらをCSSセレクタの前につけることで、個別の指定ができます。

HOME: #home-content
一覧: section
記事: article

例えば以下のようにCSSを記述することで、HOMEのタイトルをオレンジ、一覧を青、そして記事を緑と別々の表示を実現できます。

#home-content .heading {
	color: #FFA001;
}
section .heading {
	color: #01A0FE;
}
article .heading {
	color: #52C600;
}